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    6月23日クラ・デ・ショコラ開催!:カカオ豆からチョコを作っちゃった!

    • 2013.06.25 Tuesday
    • 17:22
    というわけで、いよいよ「クラ・デ・ショコラ」当日。
    2013年6月23日(日)。
    場所はいつもの宇多津町古街のうたんぐら。


    いつもはショコラの食べ比べなのでテーブルセッティングが多いけど、
    今回は作業が多いため、レジュメとカカオ豆だけをおいた状態でスタート。

    しかし私の作業台は…


    こんな感じで機材いっぱい
    しかもフードプロセッサーが前日夜に到着したばかりでトリセツ持参の講座となりました。
    ああ、情けなや…


    そんな中、今回は8名様をお招きしての小さな愛好会。
    初めて参加いただく方もいらっしゃってワクドキ(古い)。


    今回は珍しく開始30分前にほとんどの方が到着されていたので、
    早速ティーコーディネーター鈴木泰代さんからのウエルカムティー…


    フルーツをたっぷり使った「フルーツアイスティ」が登場しました!!


    綺麗にコーディネートもしてくださってる!

    アイスティのオレンジ色と、カカオのブラウンはとても相性がいい!
    綺麗だな〜と思って見とれてしまいました…


    そんなウエルカムティを飲みつつ…
    今日はかなり時間のかかる作業が多いので…と、
    開始前から「ローストしたカカオ豆の皮むき」を体験して頂きました。
    (ていうか作業を手伝ってもらったのでした)


    8人で剥くと早い早い!!!
    昨夜、もくもくと深夜ラジオを聞きながら剥き剥きしていた自分…
    かなり孤独だったのう…
    やっぱりこういうのはみんなでワイワイ言いながらやらないとー!!!



    剥き剥きしているうちに、スタート時間の13時に。
    会場である「うたんぐら」の女将・中井今日子さんから、「うたんぐら」と「クラ・デ・ショコラ」のご紹介があり、いよいよスタート!


    まずはカカオ豆加工の工程をテーブルに置いた5つのカカオ豆で説明させてもらいました。


    ・生カカオ豆(インドネシア スラウェシ島産)
    ・ローストしたカカオ豆(スラウェシ島のものをオーブン焙煎)
    ・カカオティー(ピエール・マルコリーニ)
    ・ローストカカオ豆(皮なし・DOMORI社)
    ・カカオニブ(ヴァローナ社)

    赤道直下の農園で収穫されたカカオ豆は、乾燥、発酵されて輸送。
    加工工場で焙煎して皮と実に分ける。
    皮はカカオティになり、実はチョコやカカオニブに。

    ローストカカオ豆は実際に食べてもらいましたが、香ばしい香りと苦味が意外に好評。
    DOMORI社のこのアイテムはやはり講座には欠かせません!

    ピエールマルコリーニのカカオティの香り高さにも驚愕の声が。
    だってこのカカオティ、まるでボンボンショコラを食べたかのような美味しい香りがするのでたまんないんです。


    みんなで剥き剥きしたインドネシア・スラウェシ島のローストカカオ豆もテイスティング。
    「DOMORIのものより香ばしくて味も違うような…」
    という細やかな発見も。

    豆の品種や産地が違えば、この段階で随分と味の違いがわかるので面白いところ!

    さあ、ここからチョコを作っていきますよ〜〜〜!!!




    ドーーーーン。
    さっそく文明の利器登場。
    フードプロセッサー様で皮を向いたローストカカオ豆を粉砕していきます。

    どのくらい細かくなるのか…


    結果、ドリップ用コーヒー豆の細かさくらいになりました。
    カカオ豆に含まれるカカオバターが滲みでて、しっとりとした感じになっています。

    これを…


    超原始的な方法、「すり鉢&すりこぎ」でゴリゴリしていきます。
    目的は「より細かく、精錬」すること。

    面白いことにチョコになる前のカカオ豆も、チョコと同じく冷えると固まり重くなる。
    それはカカオ豆のうち約55%をしめるカカオバターのせいでござんす。
    なのですり鉢作業も50〜60℃のお湯で湯煎しながら行います。
    湯煎熱とすりこぎ熱でうたんぐらはヒートアップ!!


    ひとりがゴリゴリ、ひとりがすり鉢をがっちりサポート!
    二人一組、チームワークが生きてきます!!


    おお〜〜〜!!!
    良い感じにペースト状になってきました。
    ここにお砂糖(今回は普通のお砂糖)をいれて、さらに練っていきます。

    男性女性関わらず、力いっぱい汗だくの作業。

    「練れば練るほど口どけは良くなり、美味しくなる」。

    そんな説明をうけて、みんなの「美味しくな〜れ!!」という念がたっぷりと込められていきました!


    講座開始から1時間
    ここでタイムアップ!!

    ペースト状になっているもの、少し粒が残っているけれど良い感じにカカオバターが染み出しているもの…短時間でチョコにググっと近づいて来ました。

    もっとゴリゴリしたい気持ちを抑えていただき、
    ここでほっと一息ティータイムを〜



    ティーコーディネーター鈴木泰代さんからの「プチ紅茶講座」。
    今回は「アイスティ」をテーマに、おうちで簡単に淹れられるアイスティの説明がありました。
    よくある「クリームダウン」の解決法やアレンジ方法が登場。


    夏場はなぜか必ずおうちにあるカルピスを使ったセパレートティ・アレンジも!
    グラスにいれると本当に綺麗!
    こんなふうにアイスティとショコラで夏のおもてなしが出来たら最高ですね〜
    ああ、グラスを買わなければ…(そこからかい!)



    そしてみなさんにお楽しみいただくのは、アールグレイの元祖と言われるお茶を再現した「アールグレイ・グランドクラシック」をアイスティで。
    ライチのような香りがフワッとやってきてとても美味しい!

    しかしてその正体は、燻製茶「ラプサンスーチョン」+中国の果物「龍眼」。
    どちらもかなりのクセもので、好き嫌いがわかれてしまうもの。
    だけどアイスティで頂くからかスッキリ美味しくてびっくり!!

    しかもラプサン配合なのでショコラにあうー!!!



    紅茶にあわせてショコラのデザートは「ポ・ド・クレーム・オ・ショコラのマンゴーソース」。
    ブラジル産カカオのチョコレートを使った濃厚ビターショコラプリンに、ブラジル産カカオのもつ風味である「黄色いフルーツ香、カカオ香」を活かすための「マンゴーソース」。
    そしてカカオニブをトッピング。

    マンゴーって相当味が濃いのに、それでもショコラが勝ってた(笑)。
    面白いスイーツでした。

    そして今回生カカオ豆を購入した、京都のショコラティエ「Dari K」さんのチョコレートトリュフを一粒ずつ。


    通常のトリュフより1.5倍ほど大きくて食べごたえあり!!

    「今まで食べてきたトリュフと何かちがう…」
    「カカオそのものの味や香ばしさを感じられる」
    「舌触りがおもしろい!」

    などなど、自分のところで100%手作りをしているDari Kさんだからこそ出る、カカオ豆の香りや個性を感じて頂けたようです。


    そしてDari Kさんのトリュフは、講座で使用したカカオ豆と同じ物で作られたショコラということで…
    自分たちで作ったチョコと味を比較…


    未完成状態ですが、先ほどのペーストをテンパリングして試食!

    「う…ざらざら…」
    「味はチョコになってる!でも口どけが…重い」
    「もっと混ぜたら美味しくなる??」


    「でも固まってくるとチョコになった!!チョコの味がする!」

    ペースト状態と成形された状態ではチョコ感が変わってくることも発見!

    まだまだコンチングをしたかった状態での試食でしたが、それでもチョコ作りの中からたくさんの発見ができる講座になりました。

    参加されたみなさん、お疲れ様でした&ありがとうございました!


     講座を終えて… 

    1時間半の講習時間がちょうどいいかな?と思っていましたが、みなさんの「もっとゴリゴリして美味しくしたかった」という意気込みを感じて、合宿にしてもいいくらいだな〜と(笑)。

    次回は3日間合宿組むので、
    がっつりコンチングして、
    より美味しいチョコに出会いましょうーーーー!!


    というのは冗談で(ほんとにやるかもですが)、
    またチョコレート作り講座パワーアップバージョンをやります!!

    今後の楽しみ方は、
    ・もっとゴリゴリしたもの(長時間コンチングしたもの)との食べ比べ
    ・ロースト温度の違うカカオ豆で作った時のちがい
    ・入れるお砂糖の種類のちがい(グラニュー糖、和三盆、希少糖)
    ・カカオ豆のちがい(インドネシア以外の豆で作ったら?)
    の4本立てをぜひやってみたいと思います〜!

    ちょいとマニアックになってはいきますが、チョコのことがよく分かることは間違いなし。
    今回参加できなかったあなたも是非お越しください。
    お子様との参加もお待ちしています!





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